お稽古内容


OMINAESHIで受けられるお稽古の内容をご紹介いたします。初心者の方からご経験のある方まで幅広いメニューをご用意しておりますので、初回のカウンセリングでご希望をお聞かせください。

※短期講座やワークショップなどのイベントの内容はこちらをご覧ください。

【初心者の方向け】

和歌の散らし書き

筆の持ち方や線の引き方を習得してから「いろは」を習います。その後、続け文字(連綿)や変体仮名の学習をしてから、百人一首の和歌を料紙に散らし書き(行の長さや空間などを紙面に美しく配置して書くこと)します。料紙とは文様や金銀箔などの装飾加工を施した紙のことで、清書用紙として使用します。美しい紙に書くだけで気持ちも高揚しますよ ♪

ペン字

筆はまだちょっと・・・という方におすすめです。ボールペン、筆ペンのいずれも対応いたします。まずは書きグセを見させていただいた上で、お名前やご住所、手紙文などを、いずれは手本なしで美しく書けるようになることを目指します。ペン字を習得したら筆に興味が出て、現在は和歌の散らし書きに挑戦している方もいらっしゃいます!

【中級者の方向け】

古典臨書(こてんりんしょ)

主に平安時代に書かれた古典作品(関戸本古今集等)を書き写します。文字の形だけでなく墨の量や濃さなどもそっくり真似ることによって、書き手の美意識や書風を習得します。

【上級者の方向け】

古典倣書(こてんほうしょ)

古典臨書で習得した書風で新たな作品を書きます。手本はなく、専用の字書などを使って一つ一つ自力で書いていきますので大変根気がいる作業ですが、実力がつきます!

【モチベーションアップのために】

級段位・師範免許取得

講師が所属する寒玉逕翠会の機関誌『書芸公論』に競書作品を出品し、試験を受けることによって、級段位・師範免許が取得できます。努力次第で上がっていくことができるので、やる気に繋がります。(高校生の方には学生版がございます)

展覧会出品

読売書法展や日展などの公募展、講師が所属する寒玉逕翠会が主催する展覧会にご出品いただけます。日頃の成果を発表する場であり、いつも以上に完成度の高い作品を作ろうとするので、実力アップが期待できます。作品は、最初は手本をご用意いたしますが、いずれはご自身で作品を制作することを目指しましょう。

【その他】

年賀状制作

年末に年賀状の制作をします。初心者の方向けの簡単なものから、上級者の方向けの散らし書きスタイルのものまで、多様な手本をご用意しております。